池袋で結果が出ると評判の整体 バランス力学整体院

Vol.5 「あなたを苦しめる観念の緩め方」

 こんにちは! 池袋バランス力学整体院の山本浩一朗です。

 虫の鳴き声に変化を感じるようになり、道ばたに咲く植物も変わってきて、秋の気配をしみじみと感じるようになりましたね。季節が少しずつ変わっているようですが、皆さまはどのような変化を感じられていますでしょうか?

 また、すでに夏休みを取られた人も多いかと思いますが、どのように過ごされたでしょうか? 私は大好きな榛名山周辺や東洋のナイアガラと呼ばれている吹割の滝の周辺を森林浴しました。普段よりアクティブに動き回りましたが、私の体は心地よく喜んでいたようです。前回のコラムで、「自然のなかで五感を刺激するなど、カラダが喜ぶところに自分を連れていってあげましょう!」と皆さまにお伝えしたから、私はこのような行動をしたのかもしれませんね(笑)。

 さて、前回のコラムで「身体の痛みに苦しむ人の多くは客観性を失っている」といった内容をお伝えしました。すでに身体の悩みを解消された方から、「そういえば、痛みで辛かったときは客観的に物事を観ていなかった」、「いま想えば、身体が痛かった頃は我が強かった」など、当時のご自身を振り返った客観的なご意見をいただきました。ありがとうございます! コラムでお伝えした通り、痛みで苦しんでいるときは主観的になりやすいものです。しかし、だからといって主観的になることは、決して悪いことではありません。そこで、今回は主観と客観について私なりの考えを伝えさせていただきます。

 主観が強いときは、当事者意識が強く、その状況にどっぷり浸っている状態です。「自分が感じているもの=真実」と錯覚している状態です。例えば、「犬は怖い」と無意識に信じていたとしましょう。そのような人は犬が安全だと頭でわかっていても、犬を見ただけで自動的に身体が反応します。そうなると、身体で強烈に感じれば感じるほど冷静な思考回路を遮断して、私たち人間は「犬は怖い」ということを真実のように思い込んでしまう傾向があります。

 「ゴキブリは怖い」も同じです。冷静に考えれば、ゴキブリに殺されたり大怪我させられたりした人はいないはずです。しかし、親や社会から「ゴキブリは怖い」と伝えられたことを無意識に信じていると、ゴキブリに身体が反応します 。そして、その体験から「ゴキブリは怖い」という言い伝えは真実だと思い込みます。

 ただ、ゴキブリがいない北海道の人はそのような観念がありません。以前テレビで観ましたが、北海道に住む女性にゴキブリを見せると、「動きがかわいい」、「クワガタみたいでカッコいい」、「飼いたいから譲ってくれませんか?」・・・・・・などなど、好意的な感想ばかりでした。ゴキブリへの観念がないので身体の反応が違うのです。

 私たち人間は、梅干しを思い出して唾液が出るというような頭の中に見えているイメージは、自分でも気づきやすいのですが、無意識に身につけた観念など、自分が見えていないイメージには気づきにくいものです。このように、「イメージ(観念)=自分」という思い込みが強くなると、視野を狭めてストレスフルな状態になりやすくなります。そして、エネルギーの消耗が多くなって行動力まで奪われます

 逆に、客観的なときは、傍観者意識が強く、物事を観察して「出来事」と「観念」を切り離している状態です。「出来事は出来事」、「人は人」、「自分は自分」と考える力が強いので、ストレスを溜めにくい状態になり、問題解決力が高まります。しかし、客観が強すぎると、冷静になりすぎて喜びや苦しみを感じづらくなります。感動のない毎日――これはこれでストレスですね。例えば、映画を観ても感動しません。非現実の世界と認識して物語の構成や演出を評価してしまいがちなので、ストーリーに全く入れません。

 これが、主観的になると、集中力が高まります。感情的で喜びや苦しみを自然に表現できるようになります。映画を観ても現実の世界と認識して、ストーリーの中に入って興奮したり泣いたりして身体で反応します。ですから、主観・客観どちらが良い悪いはありません。どちらも必要です。偏り過ぎると辛くなるのです。

 ただ、私たち現代人は、情報が溢れる環境の中で無意識に自身に不必要な観念を持つことで、主観的になりすぎて自分を苦しめている人が多くなっています。特にインターネットの出現で、多くの人が情報の過剰摂取になっているようです。様々な情報が脳にインプットされて、無意識に脳内で欲望や不安に変換されています。

 人間は刺激や興奮を求める生き物ともいわれます。その中でも、不安な情報は簡単に刺激を与えてくれます。私たちは、ポジティブな情報よりネガティブな情報の方が刺激を感じやすいものです。好きな人より嫌いな人の方が気になる、快楽を求めるより不快を避けることに意識が向く・・・・・・これは人間の本能です。私たち人間という動物は、成長することより、生きるために危険から身を守ることの方が大切なのです。

 そのような人間の特性を考慮してか、ニュース番組では悲惨な事件など不安や恐怖を感じることに時間を割く構成になっていることが多いです。その方が刺激的で多くの人に観られる可能性が高まるからでしょう。自分とは関係ないことなのに、事件の報道に映画と同じように主観的に入り込んで自分を同一化すると、可哀そう・許せないなど感情が大きく動くことで苦しくなります。

 このように、情報によって様々な怖れに反応しているのです。ただ、今の日本は安全な社会といえるでしょう。突然トラが襲ってくることはないと思います。現代の日本は、生命の危険が少ない環境の中で、情報によって自ら危機を作っているともいえます。その苦しみが如実に表れるのは身体の反応です。

 身体的な違和感は大切なメッセージです。私たちが普段気づいていない無意識に抱えていた観念を意識化してくれます。「○○すると身体が痛くなる(病気になる)」、「~すべきだ」といった情報などから観念化して、ゴキブリの例と同じように身体で反応していたことに気づけばいいのです。頭ではなく、身体で理解する感覚です。気づけば観念は自然と緩みます。そうなると、身体の反応が変わってきます。例えば、ある状況で筋肉を硬直させて痛みを作っていた習慣がなくなっていきます。

 もちろん、高所恐怖症などの人をみてもわかるように、一人でその反応に気づくのは難しいです。やはり、私のような支援者の手を借りることが有効になります。当整体院で皆さまにお手伝いしていることは、いま現在のご自身に不必要な観念を緩めていくことにもつながっていると思います。

 信念や価値基準が緩むと自己否定感が少なくなり、エネルギーの消耗も少ない状態になりやすいので、行動力・創造力・集中力が高まります。そして、残ったもしくは新たに生まれてきた今の自分に必要な信念を持って、主観的に物事に取り組んでいけばいいと思います。その信念もいずれ要らなくなったときは、身体が教えてくれるはずです。

 身体は私たちを苦しめている敵でありません。大切な味方です。もちろん老化は避けられませんが、老化を受け入れたなかで素敵に歳を重ねて、最期まで身体と仲良くしていきたいものですね。バランス力学整体院では、身体とケンカしている人が仲直りするお手伝いも続けていきたいと思っています(笑)。

 『あなたがいつまでも元気でありますように・・・』

 最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!

池袋バランス力学整体院
院長 山本浩一朗
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