2014年ばらんすだより
Vol.2 「自分自身を満足させる“言葉の力”」
こんにちは! 池袋バランス力学整体院の山本浩一朗です。
年が明けて1ヶ月ほど経ちましたが、いかがお過ごしでしょうか? 前回のコラムで、私なりの「お参り法」をご紹介させていただきましたが、早速、今年の初詣で多くの方が実践されたようです(もちろん私もしました)。いろんな感想をいただきましたが、皆さま共通していたのは「気持ちがいい!」ということでした。以前紹介した時同様、こんなこと伝えてもどうかなぁ~???という不安な気持ちも少しありましたが、紹介して良かったです。皆さま心温まるご感想をいただき、ありがとうございました!
さて、前回もお伝えしましたが、未熟な私は感謝の気持ちを持ち続けることは難しいので、お参りの時だけでも感謝の気持ちを持とうと思っています。ただ、不健康だった20代の頃に比べれば、かなり感謝の気持ちを感じられる瞬間が増えたと思います。その理由は様々ですが、あるメッセージを読んでから変わったと思います。このメッセージは、自然に大きく広がって、書籍化してベストセラーにもなったので、ご存知の方もいると思いますが、今回ここで紹介させていただきます。
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『世界がもし100人の村だったら』 作者不詳 訳:なかのひろみ
もし現在の人類統計比率をきちんと盛り込んで、全世界を100人の村に縮小するとどうなるでしょう。その村には・・・57人のアジア人、21人のヨーロッパ人、14人の南北アメリカ人、8人のアフリカ人がいます。52人が女性で48人が男性です。70人が有色人種で30人が白人。70人がキリスト教以外の人たちで、30人がキリスト教。89人が異性愛者で、11人が同性愛者。
6人が全世界の富の59%を所有し、その6人ともがアメリカ国籍。
80人は標準以下の居住環境に住み、70人は文字が読めません。50人は栄養失調に苦しみ、1人が瀕死の状態にあり、1人は今、生まれようとしています。1人は(そうたった1人)は大学の教育を受け、そして1人だけがコンピューターを所有しています。
もしこのように縮小された全体図から 私達の世界を見るなら、相手をあるがままに受け容れること、 自分と違う人を理解すること、そして、そういう事実を知るための教育がいかに必要かは火を見るより明らかです。
また次のような視点からもじっくり考えて見ましょう。もしあなたが今朝、目が覚めた時、 病気でなく健康だなと感じることができたなら……あなたは今週生き残る事のできないであろう100万人の人たちより恵まれています。もしあなたが戦いの危険や投獄される孤独や獄門の苦悩、あるいは飢えの悲痛を 一度も経験したことがないのなら……、あなたは世界の5億人の人たちより恵まれています。もしあなたがしつこく苦しめられることや逮捕、拷問または死の恐怖を感じることなしに教会のミサに行くことができるなら……、あなたは世界の30億人の人たちより恵まれています。もし冷蔵庫に食料があり、着る服があり、頭の上に屋根があり寝る場所があるなら……、あなたは世界の75%の人たちより裕福で恵まれています。もし銀行に預金があり、お財布にお金があり、家のどこかに小銭の入った入れ物があるなら……、あなたはこの世界の中で最も裕福な上位8%のうちの一人です。
もしあなたの両親がともに健在で 、そして2人がまだ一緒なら……それはとても稀なこと。
もしこのメッセ-ジを読む事ができるなら、あなたはこの瞬間2倍の祝福を受けるでしょう。なぜならあなたの事を思ってこれを伝えている誰かがいて、その上、あなたは全く文字の読めない世界中の20億の人々よりずっと恵まれているからです。
昔の人がこういいました 。わが身から出づるものは、いずれわが身に戻り来る……と。
お金に執着することなく喜んで働きましょう。かつて一度も傷ついたことがないかのごとく、人を愛しましょう。誰も見ていないかのごとく、自由に踊りましょう。誰も聞いてないかのごとく、のびやかに歌いましょう。あたかもここが地上の天国であるかのように生きていきましょう。
このメッセ-ジを人に伝えてください。そしてその人の1日を照らしてください。
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いかがでしょうか? このメッセージに対する解釈は、人それぞれだと思いますので、何が正解で間違いということはありません。どう感じるかはその人次第ですし、私が10年以上前に初めて読んだときと今では感じ方が違います。ただ、私がいつも感じるのは、今、この時代の日本で暮らしていることは、それだけで十分に豊かで幸せだということです。「今あれが足りない」ではなく、「すでに価値があるものを今の自分はいっぱい持っている」ことに気づかされます。今の恵まれた環境に感謝の気持ちでいっぱいになります。よく聞く「感謝の気持ちがあるとき=幸せを感じているとき」ですね。ただ、そんなことを意識していなくても、いつも感謝の気持ちをもっているのでは??? と思える方の素晴らしい言葉を紹介します。
人生、生きてるだけで丸儲け! 明石家さんま
これこそ究極の感謝だと思います。上記で紹介したメッセージはあなたの環境は恵まれていますよという先進国用の言葉ですが、さんまさんのこの言葉はどんな状況であれ、生きているということだけで感謝しています。さんまさんはこの言葉のとおり生きているように私は観えます。本人は感謝という意識ではなく、満足している感じだと思います。有名になったからではなく、売れていない18歳の頃からこの言葉を座右の銘にして生きていると聞いています。そして、さんまさんは18歳から病気になったことがないそうです。確かにこの信念を持って生きれば、悲観的になれず不満も少なくなって、体も健康になりそうですね。
もちろん、私を含めて皆さんがさんまさんになることはできません。ただ、自分が今に満足できる気持ちになれる言葉・考えを持つことは楽しく生きるために便利だと思います。「正しい・正しくない」で判断して採用すると、気分が悪くなり不幸な気持ちになりやすいので、自分の心を感謝の気持ちで満たして幸せな気持ちになるため――つまり、自分を気分良くするために、その言葉が「使えるかどうか」「役に立つかどうか」という視点で都合よく採用していけばいいと思います。
今の気持ちが自分を創っていきます。今に不満が多ければ、今後も不満が多くなるでしょう。「今この瞬間」をおろそかにして、いま決して行くことのできない「未来」を重要視すれば不安な気持ちでいっぱいになります。自分自身が「今この瞬間」に満足できる機会を多くするために、“言葉の力”を使うのも一つの方法だと思います。
今年も自分の機嫌を取って、自分の気分が良い瞬間を増やしていきましょう!本年も皆さまの健幸のお手伝いさんとして精一杯お手伝いさせていただきますので、変わらぬ応援よろしくお願いします。
『あなたがいつまでも元気でありますように・・・』
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!
院長 山本浩一朗