池袋で結果が出ると評判の整体 バランス力学整体院

2011年ばらんすだより

Vol.9 「気分が良くなるお参り法」

2011-12-16

 こんにちは! 池袋バランス力学整体院の山本浩一朗です。
 今年も残りわずかとなりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか? 先月、テレビで腰痛の特集があり、原因はストレスだといった内容が放送されました。池袋バランス力学整体院のお客様で観られた方も多くいて「先生が言っていたとおりですね。」とか「やっと家族が理解してくれました。」など反響も大きかったようです。中には「先生が言っていたことって本当だったんですね。」という方も(笑)。いやぁ~あらためてテレビの力はすごいと実感しました。『慢性的な痛みの多くの原因はストレス』という考えは、まだまだ非常識ですが、これから徐々に変わってくるかもしれませんね。

 さて、正月には神社やお寺に初詣に行かれる方も多いかと思います。一昨年、昨年と何人かの方からお参りの際のお願いの仕方を質問され、私なりの考えをお伝えしたところ「もっと早く教えてくださいよぉ~」と言われたことが2年も続きましたので、ここで紹介させていただきます(昨年書くのを忘れてました(謝))。

 私がいろいろな人の意見を参考にして今やっている神社仏閣でのお参りの仕方は「お願い」をしないことです。なぜかというと、願いを叶えてくださいと言うのは、現在の自分に納得していない、満足していないということなので、神様・仏様に不満を言っているようなものだからです。例えば、「もっと売り上げが欲しい」と商売繁盛を願ったり、「もっと素敵な人と出会いたい」と良縁祈願をしたり、「家族みんなが病気になりませんように」と家内安全を願うことは、淡々と過ぎる日常を与えてくださった神様・仏様に対して、わざわざ文句を言いに行っているようなものですね(笑)。

 では、何をすればいいのか? 神社やお寺は、お願いを言いに行くのではなく、お礼を言いに行くところだと言われています。今の自分がいかに恵まれてありがたいかを「感謝しにいく場所」です。そもそも「祈り」の語源は、神の「意」と「宣」で「意宣(いの)り」。意のままに沿うこと、神の意志を祝うということだと言われています。つまり、「あなたの仰せに従います。あなたが望むように生きています。ありがとうございます。」という意味だったようです。そして、「願い」の本来の語源も「ねぎらい」と言われています。「ねぎらい」とは「よくしてくださってありがとうございます」という感謝していたわることでした。「祈り」と「願い」の本来の意味は両方とも「感謝すること」だったのです。考えてみれば「目が見えること」「耳が聞こえること」「自分の足で歩けること」「食べられること」……などなど。すべてが感謝ですね。盲ろう者として初の東大教授になった福島智さんは3歳で右目を、9歳で左目を失明、18歳で聴力も失ったけど、それはそれで肥やしになると感謝されています。障害を持ったことや病気をしたこと自体に意味があるのではなく、それをどう捉えるかということが大切だと言われています。

 今この瞬間に感謝していれば、自然と幸せな気持ちになりますし、嬉しいことが起こりやすくなります。逆に、現状に不平不満があれば、イヤな気持ちになって、その心に引き寄せられたようにイヤなことが起こりやすくなります。これは体の治療にも言えますね。悩んでいる症状が少しでも良くなると「うれしい」「ありがとうございます」と言っている方はどんどん良くなりやすいです。反対に、良くなっているにもかかわらず「まだ完治していない」「多少よくなったけど、違うところがまだ痛い」と言っている人はなかなか治癒していかない傾向があります。

 ですので、私自身はお参りするときは「感謝」のことばを伝えています。「こんな素晴らしい人生に導いていただきありがとうございます。今後も見守っていただければありがたいです。」こんな感じです。損得勘定で考えても感謝することが得だと思っています。だって、その方が自分の気分が良くなるし、今後も嬉しく感じることが起こりそうな気がするので……。いやぁ~私はまだまだ邪心だらけですね(笑)。

 ただ、お参りの仕方の考え方はいろいろあると思います。私が思うには、自分自身が一番気持ちよく感じられるやり方がいいと思います。ですので、今回紹介した方法にこだわらず、自分なりの方法を見つけていけばいいと思います。私はいまのところ感謝を伝えるのが気持ちいいと感じていますが、数年後には「お願い」しているかもしれませんし……(笑)。

 「今」自分がどれほど恵まれているか、そして生かされていることに感謝していると感じている時間が多い人は、幸せに過ごしていますね。まだまだ未熟な私は忘れることがあるので、せめてお参りするときは感謝の心を呼び戻しています(笑)。

 そして、今年もいろいろな出逢いに恵まれました。私にとって色々なことを様々な形で教えてくださる皆さまには本当にお世話になりました。私自身、今の能力でできる限り精一杯お手伝いさせていただきましたが、もしご迷惑をお掛けするようなことがありましたなら、この場をお借りして深くお詫び申し上げます。また、ご自身の健康アドバイザーに私を選んで、いや私の可能性に賭けてくださり、ありがとうございました。今後も池袋バランス力学整体院は皆さまの健康のお役にたてるよう精進して進化していきますので、来年も変わらぬ応援よろしくお願いします。

 どうかお体にご自愛くださり、良き新年をお迎えください。

 『あなたがいつまでも元気でありますように……』

 最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!

池袋バランス力学整体院
院長 山本浩一朗
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