2008年ばらんすだより
Vol.4 「健康に役立つ言葉」
皆さま、こんにちは!池袋バランス力学整体院の山本浩一朗です。
昨年も紹介した母の日ですが、今年もプレゼントが「物」より「思い出」的なものが多くなっているようですね。20世紀は「物質の時代」、いま私たちが生きている21世紀は「こころの時代」と言われていますが、確実に時代が変わってきているんだなぁ~と今年も実感させられました。
さて、前回この手紙に対する皆さまのお褒めの言葉を紹介させていただきましたが、それに対して「手紙もいいけど、先生の話している言葉のほうがためになる」といった意見を何人かの方に言われました。いやぁ~、本当にありがとうございます(多謝)。もちろん直接お伝えしていることは、その人に合った、もしくは今必要だと感じたことをお話させていただいているので、心に響きやすいというのはあると思います。(クダラナイ話のほうが多いですが・・・(笑))私が話している内容は自分の経験から得たものが主ですが、人(書物)から得たものもあります。ただ、自分が考えに考えて得たオリジナルだと思っていた考えもすでに何百年、何千年も前に違う人が言っていることだったりして、「なぁ~んだぁ・・・」とガッカリすることもよくあります(笑)。そこで、今回は本などで印象に残った言葉を紹介したいと思います。ただ印象に残っただけでなく、皆様の健康に役立つと私が感じた言葉を選びました。
物事を悲観的に見る人は、実は他人に対して残酷になれる人である。
渋沢栄一(日本実業界の父)
「マイナス思考は病気になりやすい。」「病は気から」など悲観的な考えはカラダに良くないことは多くの方が知っています。が、知っていてやめられないのが日本人の伝統!?かも知れません(笑)。渋沢栄一さんは日本の国民性を理解したうえでこのような表現をしたのかもしれません。自分の悲観的な考えが他人に迷惑をかけているとわかれば、マイナス思考をやめようと感じる日本人が多くなると思います。悲観的になるということは、自己中心的になる、ということと同じです。なぜなら「もうダメだ」と絶望すると、人は相手の気持ちを考える余裕など吹っ飛んでしまうからです。一方、楽観的な人は心に余裕を持った人です。自然と周りが見えて他人の気持ちに気づきやすくなるので、人に優しくなれます。元々人間はプラス思考です。幼少の頃マイナス思考の人はいないと思います。ただ、無理にプラス思考にすると疲れますので、理屈でなく自分の感情を大切にすることで自然にプラス思考(中立)になることが多いようです。
もし今朝あなたが目覚めた時、死ではなく健康を感じることができたなら、あなたは今週生き残れないであろう百万人の人より恵まれています。
もし冷蔵庫に食料があり、着る服があり、頭の上に屋根があり、眠れる場所があるなら、あなたはこの世界の75%の人よりも裕福で恵まれています。
もし銀行に預金があり、財布にお金があるなら、あなたはこの世界の中で上位8%の裕福な人に入っています。
もしあなたが微笑みをたたえて頭をあげ心から感謝しているなら、あなたは恵まれています。なぜなら大多数の人はそれができるにもかかわらず、やらないからです。
作者不詳(ジョー・ビタリー医学博士の紹介)
不満が多いほど、カラダに異変が起こりやすいですね。そして「不満」の反対は「満足」つまり「感謝」です。感謝の気持ちで心を満たすと不満はなくなります。大切なのは、今の自分がいかに満たされているのかに気づくことだと思います。私も感謝を忘れることが多々あります(汗)。考えてみれば日本に生まれてきただけでもかなりの幸運です。今の私の生活はあの徳川家康より物質的に裕福な生活ではないでしょうか?(笑)ユネスコとか大学の研究機関が毎年やっている「国別の幸運度調査」で今年の日本は90位でした。先進国の中ではダントツの最下位です。これだけいろんな面で恵まれている日本で幸せを感じられないのはモッタイナイです。不満が出てきたら、感謝できることに意識を集中して心から不満を解消しましょう♪
いろんな素晴らしい言葉がありますが、知っているだけでは意味がありません。知っているのと実践できるのでは意味が全然違います。もっと言えば、知らなくても実践できていれば良いと思います。その知らなくても実践できているのでは???と思える方の素晴らしい言葉を最後に紹介したいと思います。
人生、生きてるだけで丸儲け!
明石家さんま(タレント)
これこそ究極の感謝だと思います。上記で紹介した言葉はあなたの環境は恵まれていますよという先進国用の言葉ですが、さんまさんのこの言葉はどんな状況であれ、生きているということだけで感謝しています。さんまさんはこのとおり生きている方のように思われます。有名になったからではなく、売れていない18歳の頃からこの言葉を座右の銘にして生きていると聞いています。そして、さんまさんは18歳から病気になったことがないそうです。確かにこの信念を持って生きれば、悲観的になれず不満も少なくなって健康になりそうですね。
あなたの心に響く言葉はありましたか?
この手紙が少しでもあなたの健康のお役に立てれば嬉しいです。
「あなたがいつまでも元気でありますように・・・」
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
院長 山本浩一朗