Vol.6 「社会全体の体質改善」
皆さま、こんにちは! 池袋バランス力学整体院の山本浩一朗です。
前回の手紙で亡くなった祖母のことを紹介させていただきましたが、「おばあちゃんは幸せな亡くなり方でしたね。」「私もいい最期を迎えたいなぁ~。」等いろいろな感想やお言葉をいただきました。
祖母もどこかで喜んでいると思います。ありがとうございました。
さて、私の中でちょっと気になるニュースがあったので、今回はそれについてお伝えします。それは、コンビニ弁当の廃棄問題です。この問題は確かにコンビニのシステムが“ごみ大国日本”を更に助長しているのかもしれません。しかし、社会全体でみるとサービス業で良く言われている、消費者側のサービス提供者への「超依存体質」がこのようなシステムを生んでいるとも言えます。コンビニや外食産業が食中毒などを起こさないように管理するのは当然のこととして、「買って帰ったらお腹を壊した」とクレームをあげる消費者への防衛対策として、賞味期限より更に早い段階で商品を廃棄する現実があります。新鮮なものを売ることを期待され、且つ保存料などはあまり使えない。この消費者の要求を突き詰めると、ある程度の廃棄ロスを前提にサービスシステムを作る必要が出て来ます。食品の廃棄は絶対にモッタイナイです。ただ、それをさせているのは実は消費者である私たち日本人全体の意識でもあります。コンビニという業態は私たちの生活を豊かにし、生活満足度を高めてくれたと思います。それと引き換えに私達が手放したもの、見失ったものを、今後消費者とコンビニ業界が共有できると良いですね。大切なのは「サービスが進化する」ことで、私たちはどこへ向かって行きたいのかを明らかにすることだと思います。結局、この問題は、私達がどういった考えで生きるかと言う根源的な問いに向かうことになると思います。
そして、病院の現場でもそのようなことが起こっています。日本では長年「医者不足」と騒がれていますが、本当にそうなのでしょうか?もちろんある地域やある瞬間にはそのようなことがあると思います。ただ、誤解を恐れずに言えば、日本は「医者不足」が深刻な問題ではありません。病院に通う方が多すぎることが問題なのです。
これもコンビニと同じように病院に通院する側の医師への超依存体質が原因で起こっているといえます。全く体のケアをしないで、身体が悲鳴を上げれば、医者に「治せ!」。例えば、お酒を飲みすぎて体を壊して救急車を呼んで「治せ!」など……。もちろん、違うケースもありますが、多くの方は自分の身体の扱い方が粗末なため、病気になっているケースが多いです。私が伝えている心と食事と体の“3つのクセ”を全く改めようとせず、ただ「治してください」というのでは、お医者さんがかわいそうです。カラダの不調のほとんどは自分自身でつくったものです。カラダの不調はお知らせです。自分の中に間違いがあるのです。それに気づいて、間違いを直せばいいだけ。基本的には自分のカラダは自分で治していくものです。お医者さんに頼るだけではダメで、一人ひとりが自分の体を大切にして自然治癒することが必要です。
池袋バランス力学整体院では、このような考えを当たり前のようにお伝えさせていただいています。今の日本社会全体で言えば、変わっていると思います。おそらく当整体院は超依存体質の方には、合わないどころか居心地の悪い整体院だと思います(笑)。ただ、最初はそうでも池袋バランス力学整体院をキッカケに意識が変わってくれればと思っています。「超依存体質」ではカラダの不調は根本的に良くなりませんから。やっぱり池袋バランス力学整体院に来られる方が、さらに元気になっていただきたいので…。
その点、当整体院をご利用されているほとんどの方は、いい意味で私の技術や経験等を利用して、私と共同でカラダを本来の状態に戻すことに向けて、淡々とカラダのケアをされている方が多いです。本当にこんなにも素晴らしい方々がよく集まってくれていると自分でも感心します。整体院など数ある中から池袋バランス力学整体院を選んでいただき、ありがとうございます!
池袋バランス力学整体院から「自分のカラダは自分で治す」と言う当たり前の考えを発信して、微力ですが超依存体質の社会全体の意識が少しでも変わっていけばいいなぁ~と思っています。他人任せにして自分を粗末にするのではなく、自分を大切にする人が増えていけばとても嬉しいです。
社会全体を健康にするには、「自分のカラダは自分で」という考えを持って自分自身のことを大切にされている皆さまのような方のパワー(治癒力)を必要としているのかもしれませんね。
『あなたがいつまでも元気でありますように・・・』
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!
院長 山本浩一朗