Vol.5 「美しいカラダを創る習慣」
こんにちは! 池袋バランス力学整体院の山本浩一朗です。
夏本番といった暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、夏になると薄着になって肌の露出も多くなり、ご自身の体型が気になる方も多いかと思います。本格的なダイエットは当院のダイエットコースがお薦めですが、今回は美しく健康な身体を保つ簡単な方法をお伝えさせていただきます。
ダイエットには食生活の改善と運動が必要とよく言われます。その通りですが、どちらも新たに始めるとなると結構負担に感じる方が多いようです。ですので、池袋バランス力学整体院では食生活の改善を中心にダイエットのお手伝いをさせていただいています。といいますのも、基本的に運動だけでは痩せないからです。しかし、食習慣は少し変えていくだけで身体に変化が表れやすいです。
健康な身体を保つ食事は、日本では陰陽バランスがよく語られていますが、陰陽で判断するのは難しいという方にオススメなのが「酸性とアルカリ性のバランス」。食事の理想のバランスとしてよく言われているは80%のアルカリ性と20%の酸性。大雑把にいえば、1日に食べる8割は「野菜と果物(特に日本の地上で育つ旬の野菜)」を取るのがベストということになります。
血液がアルカリ性の時には血液中の酸素濃度も高まり、同時にタンパク質分解酵素が働くので老廃物の排出力も高まると言われていますので、太りにくい体に改善するなどダイエット効果も期待できます。
また、風邪やインフルエンザのウイルスは、アルカリ性の中では増えることができず、たとえ風邪やインフルエンザ患者と接触して、体内にウイルスが侵入したとしても、アルカリ性を保っている限り心配には及ばないとも言われています。ですので、体の不調が続く方は、特にアルカリ性食品を多めに食べ、身体がアルカリ性に保っているよう心がける必要があります。
しかし、どんなに食事に気を付けてもカラダが酸性に傾いてしまうことがあります。
その原因はネガティブな感情です。カリフォルニア大学医学部のノーマン・カズンズ教授も言われていましたが、怒り、恨み、イライラや過度の緊張、これら全てが身体を酸性にしてしまいます。また、焦りなどの感情で、あまり噛まずに大急ぎで食事をすることも身体を酸性に傾ける行為になります。
反対に、笑い、喜びといった感情は身体をアルカリ性にしてくれます。どんなにアルカリ性食品を食べても、怒ったり、悔やんだり、悲しんでばかりしていれば身体は酸性に傾いてしまいます。でも、酸性食品を多めに食べてしまっても、大笑いすれば、瞬間的に身体はアルカリ性に傾いていきます。
この話で思い出されるのは明石家さんまさんです。さんまさんの食生活は健康とは程遠いものですが、怒りの感情もすべて笑いに変えてしまう習慣が病気知らずの体を創っているのだと思います。ただ、さんまさんは特殊な能力の持ち主だと思った方がよいでしょう(笑)。通常、人間生きていれば様々な感情がわき、ストレスもかかってくることはありますから、いつも笑って暮らせるわけではありません。以前お伝えしたようにマイナス感情を認めないで、上塗りするように無理なプラス思考で抑圧していると更に不健康になります。ですので、アルカリ性食品を食べておく必要性はやはり高いと言えます。
「アルカリ性食品」を食べることは、前述したとおり老廃物の排出力も高まりますので、良い排泄をする秘訣にもなります。良い排泄をする習慣は健康にはもちろん、ベストのスタイルを保つためにも大切な項目です。体内毒素がしっかり排泄できていれば、身体も心もスッキリしますね。心も身体もスッキリしていれば、自然と幸せ度も高くなります。幸せ度が高いと、くよくよせず、朗らかで笑っていられるようになる時間が増えていきます。そうすれば、身体がアルカリ性を保っていられる度合いも高まって心も体もスッキリしてきます。こうなると、健康に良いスパイラルが回り始めることになります。
また、スリムなスタイルの方は、「不機嫌な時は食べない。」といいます。例外なく100%です。せっかくの楽しい食事をわざわざつまらない時間にしたくないのか無意識にそのような習慣が定着しているようです。食事中の感情は食物のエネルギーに大きく関わっているようですね。
病気がちな方は早期に習慣の改善をお薦めしますが、健康な方は無理のない範囲でアルカリ性食品を笑顔で楽しく食べることを心がけて、1日に1回は大笑いする習慣を創っていけばいいと思います。
ピンときた方はダマされたと思っても実行してみる価値があると思います。たとえ、それだけでは身体に変化がなかったとしても、笑う時間が増えて毎日が少し楽しくなるので損することはないでしょう(笑)。実践された方のご報告、楽しみにしています!
『あなたがいつまでも元気でありますように・・・』
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!
院長 山本浩一朗