Vol.2 「心に安らぎを感じる方法」
こんにちは! 池袋バランス力学整体院の山本浩一朗です。
2011年の幕が開け、いかがお過ごしでしょうか? 私は今年初めて、大晦日にお寺の鐘を突きにいきました。友達の友人のお寺ということで和気あいあいとした雰囲気の中で、年明けとともにお経を聴かせていただき、無心に近い状態になり、とても気持ち良く新年を迎えることができました。また、中学校の同窓会があり、カラオケで歌いすぎて、ガラガラ声になってしまいました(笑)。年初に当院に来られた方、失礼しました。
さて、前回の手紙で、今後は時代の流れで「どんな状況でも安らぎを感じられるように心を成長していく必要がある」とお伝えしました。いろんな感想をいただきましたが、その中で「普段どうしても悩んだり焦ったりして安らぐことが出来ないことがある」「安らぎを感じる方法が分からない」などのご意見がありましたので、私なりにお応えしたいと思います。
心を安らげられるかどうかは、どこに意識があるかが大きく関わってきます。人間には次の3つの意識領域があると一説には考えられています。
①外部領域(五感で入力される外部の情報)
②中間領域(思考)
③内部領域(感情=体感)
人は、複数の領域に同時に意識を向けることができません。考えながら感情を感じることはできないし、景色や音楽に集中している時は、頭の中はカラッポの状態です。人によって、この3つの領域のどこに意識を向けているか偏りがあります。私たち現代人は、思考に偏り過ぎている人が多いようです。考え過ぎて、周りで起きていることや自分の感情に意識を向けていないことで悩みやストレスが生まれます。だから、悩みから抜け出すためにさらに考えたりすると、余計に悩みは大きくなります。ですので、悩んだら一人で考えずに次のことをするのもいいでしょう。美しい景色を眺めてみる。音楽を聴く。本を読む。誰かに相談してみる。散歩や簡単なエクササイズで体を動かしてみる。歌ったり踊ったりする。そうやって、外部領域と内部領域に意識を向ければ、考える時間が減って自然と意識が変わってきます。
そして、ここ何年かで思考に偏る傾向を改善するためか、瞑想を生活の中に取り入れる人が増えてきています。瞑想と言えば宗教家やスポーツ選手、アーティスト、経営者などのごく一部の人がやる特別なことだった感じがします。昔ではビートルズが瞑想を取り入れ「Let It Be(あるがままでいよう)」というメッセージを歌っていますし、近年iPodなどで見事に復活したアップル社の代表のスティーヴ・ジョブスは瞑想家で有名ですね。ここ最近 日本では、特に若い女性の方で瞑想を始めている人が多いようです。思考を止めることでストレスを和らげることや、自分の本当の気持ち(感情)に気づくことを目的としているようです。ストレス社会と言われる現代で瞑想を必要とする人が増えることは必然なのかもしれませんね。
池袋バランス力学整体院でも、ゼロ磁場を発生させるヒーリング・ベッド“さよならストレスくん”で、寝るだけで自然に瞑想状態に入って、思考を止めて観じる世界を体感して頂いています。瞑想を普段からしている方にも「このベッドは、自分でするより簡単に深い瞑想状態に入れる」など好評をいただいています。そして、姿勢の善し悪しで瞑想の深さが決まるとも言われています。というのも、姿勢が良くないと自分に素直になりにくいからです。まさに、池袋バランス力学整体院のヒーリング・ベッドと骨盤バランス療法は、あるがままの自分でいるための素晴らしい組み合わせですね(自画自賛!笑)。
前回の手紙でもお伝えしましたが、池袋バランス力学整体院では、単に体の調子が良くなるだけではなく、安らぎや幸せを感じやすい体質に改善するキッカケを創ることも大切にしています。そうしないと、当院は一時的な気休めにしかならないので……。やはり、心身ともに健康を保つためには、自分に素直に生きることが大切です。他人や社会が言うことでなく、自分自身が観じたまま素直に行動していくことが健康の秘訣だと思います。しかし、言葉で言うほど簡単じゃないですね(笑)。自分に素直に生きると個性的になるので、世間の風当たりも強くなります。アーティストの方は世間に認知されるまでは、単なる変わり者扱いされる方も多いですね。私自身も、欧米の多くの国では常識になってきた「慢性的な体の痛みの原因はストレスだ」という日本ではまだ市民権を得ていない考えを伝えていますので、理解されないこともあります。でも、お客様自身が自分で健康を保つためには伝えた方がいいと観じているので、お伝えしています。お陰様で、皆さま――特に整体院など様々な所に通って結果が出なかった方にはとても好評をいただいています。
ただ、私自身、素のままで生きているか?と言われると、違うと思います。まだまだ自分に嘘をつくことはありますね~(汗)。まっ完璧でなくても、ある程度素直に生きていればいいのかなと思います。1日のなかで自分に素直な時間を増やしていくことが大切ですね。体が不調なときや姿勢が悪いときは、素直に過ごしていなかった可能性が高いです。自分が作った殻――「○○しなければ」といったルールにがんじがらめになるのではなく、肩の力を抜いて素のまんま自然に身をゆだねて生きましょう!私自身もそうすることで、皆さまの健康のお役にたてると信じています。本年もよろしくお願いします。
『あなたがいつまでも元気でありますように・・・』
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!
院長 山本浩一朗